インプラント治療とは？
インプラント治療とは、医療目的において、それぞれ必要な場所に適した補助具を埋め込む治療のことで、 歯科医療の場合、人工の歯を植えつける治療の事を言います。
通常、抜け落ちた、もしくは折れた永久歯を修復することは出来ず、補助具として「入れ歯」や「差し歯」を利用しますが、 この場合はあくまで「補助」としての役割でしかなく、入れ歯であれば日々のケアをしなければならない上に噛み合わせが悪くなりやすく、 何度も作り直さなければならなかったり、差し歯であれば、ちょっと固い物を噛んだりするとあっさり抜けてしまうことがあります。
インプラントの場合、歯の抜けた部位に「人工歯根」と呼ばれるチタン製でネジ状の補助具を埋め込み、そこに人工歯を被せることで、 100％とは言えないまでも、限りなく自然の歯と同じ感覚で丈夫な歯を作り、 日々の生活を送れるようになるという画期的な治療法として近年注目を集めています。
補助具を埋め込むことに抵抗を持っている方も多くいますが、実はインプラント器具に使われるチタンは地球上の物質において、 最も人間と相性がよく、アレルギー反応の出ない金属であること、長期間をかけて骨と結合していくと言う点において、 ほとんどリスクのない治療法とも言えます。
インプラント治療は手術にて行われますが、個人差こそあるものの麻酔を利用して行うため、痛みもほとんどありません。
手術の成功率も非常に高く、術後も医師の処方に従って生活をする限りは余計な痛みや、 感染症の心配などもほとんど確認されていないため、安心して受けることができます。
