インプラントの利点・欠点

インプラントの利点・欠点

インプラントの利点

インプラントは限りなく自然の歯に近い状態で人工歯を植えつけると言う性質上、 入れ歯や差し歯に比べて「自分の歯」と言う感覚が強くもてるのが大きな利点と言えます。

耐久性も高く、入れ歯などでは長くても5年程度ですが、インプラントの場合は15年程度持ち、 ケアも通常の歯磨きと同様で問題ありません。見た目も人工のものと分かりづらく、一見すると天然の歯そのものにも見え、 隣り合う歯を削る必要もないので、他の歯へ負担をかけることもありません。

さらに、自然の歯と同様に扱うことが出来るため、噛み合わせも良くなり、顎にも好影響を与えてくれます。

欠点としては、やはり治療費が高いと言うことでしょう。保険が適用されないため、手術費と治療費を合わせてそれなりの金額になります。 ただし、一時的に高額料金になっても、確定申告で申告することにより、一部の治療費が後で返って来ることもあります。 医療費が10万円を超えた場合は申告することで所得税の一部が還付されますので、 インプラント手術を受けた際は必ず確定申告をするようにしましょう。

また、手術後はしばらく歯科医に通い、状態をチェックすることで安定させていかなければならないことから、 通院回数は自ずと多くなります。インプラント手術後から半年程度は定期的に検診を受け、随時状況を確認してもらわなければなりません。 安定してくると以後は通常通りの生活で問題ないため、確実に治療を終えるためにも、医師の診断にしたがって通院するようにしたいところです。